看護サマリーの統一はむずかしい
「看護サマリー」を、訪問事業所や病院や施設などと統一化するのは難しいだろう。システムがお互いバラバラなので。たとえば、電子カルテ業者は「患者情報まとめ機能」を標準化してはどうか。それをメール添付や印刷できればいいのに。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) May 3, 2025
看護協会 サマリーの記載情報共有 https://t.co/Ky2wUEEwbJ
本当は統一できればいいのでしょうけど…
❚ 看護サマリーの統一はむずかしい
看護サマリーという書類があります。
医師が書く「診療情報提供書」の看護師バージョンです。
医療の世界では、情報の共有は「手紙」です。
いまだに手紙です。
医師が書く「診療情報提供書」
看護師が書く「看護サマリー」
リハビリ職が書く「リハビリサマリー」
といった手紙で、
各医療機関や施設やケアマネージャーなどとやりとりをしています。
で、看護師が書く「看護サマリー」ですが、
これがけっこう大変なのです。
なんせ、看護師は患者さんの24時間すべてを見ているわけですから、
情報量が膨大です。
なんでもかんでも書けませんので、大事なことや気をつけてもらいたいことなどを取捨選択して記入します。
医師は主に自分がやった治療の内容を書くのですが、
看護師は看護なので、24時間の生活すべての注意点を書きます。
大変ですよ。
なので、電子カルテで統一できればいいのですが、
病院や施設の電子カルテはバラバラなので、システム統一ができません。
❚ もっと簡素化できないものか
看護師を悩ませる事務処理の一つが看護サマリーです。
慣れたらスラスラと書けるのですが、
なかなか慣れません(笑)
そういう看護師ってめっちゃ多いんですよ。
ボクはブログをずっとやっているので、
また、X(旧ツイッター)もやっているので、
書くのは得意なんです。
「そんなことで?」と思うかもしれませんが、
ブログなどで書いていることで、書く力は付きますね。
パソコンのキーボードにも慣れますし。
とはいえ、電子カルテを制作している会社さんたち、
もっと看護サマリーを簡単に書けるようなシステムにしてください。
ここはもっと改善の余地がありますよ。
できるだけ自動化してほしいです。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

ふるたによしひさの発信は、こちらもどうぞ。
X(旧Twitter)のフォロワーさんが7,500人を超えました。
X(旧Twitter)のフォロワーさんが7,500人を超えました。
X(Twitter)≫ふるたによしひさ@看護師
YouTube≫おしえて!看護師よしひさ先生
↑チャンネル登録者数1000人超えました。
↑チャンネル登録者数1000人超えました。
この記事へのコメント
nice!です!
これだけITが普及してる世の中、活かしてほしいですね。
最近の経験ですが、或る医院を訪ねて、別な場所で受診治療が必要ということになった際「〇〇先生机下」と宛名を書いた封筒を持たされ、行った先で渡すようにとなりました。結局、書簡を認めて用件を御伝えするなのですね。
看護のことでも、入院している方が他所へ遷るような場合が在りますから、連絡文が必要な訳ですね。そしてそういうのが意外に面倒だということ、全く知りませんでした。
興味深い話題に感謝!