奨学金免除について

私も奨学金で苦しんだ。だから奨学金免除に対して「ずるい」「私は返済したのに」という意見があるのはわかる。しかし、平均300万円の奨学金は若者の重荷に違いない。これが免除されると、その分使えるお金が増える。消費や結婚もしやすくなる。我々にも経済の恩恵が来る。https://t.co/dPqOj02L19
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) November 13, 2024
奨学金免除の政策議論について。
◆ 奨学金免除の政策について
まだ実現したわけではありませんが、
今回の衆議院選挙で、
「奨学金免除」
を政策に盛り込んだ政党があります。
たとえば、
国民民主党は
「高校まで教育無償化。奨学金の所得制限撤廃」
れいわ新選組は、
「奨学金徳政令で、学生ローン免除」
参政党は、
「給付型奨学金の充実と奨学金返済免除制度の導入」
立憲民主党は、
「国公立大学の授業料を無償化。奨学金制度の拡充」
ここには全部は書きません。
ほかにもあるのでしょうけど、
まあ、抜粋して、これぐらいで。
ネットの世界では、
「奨学金免除はずるい!」
「私は苦労して奨学金返済したぞ!」
「私は返済したのに、免除なんて不公平だ!」
「借金は返済しろ。それが当たり前だろ!」
など、
いろんな意見が出ています。
◆ ボクも奨学金で苦労した
ボクも奨学金を借りていました。
なので、長年苦労して返済しましたよ。
しかも、
ボクの場合、
社会人になってから看護学校に入学しましたので、
その看護学校の奨学金もありました!!うひゃー!
ボクはがんばって返済しました。
けっこう大変でした。
◆ 結論、私の考え
ボクも奨学金を借りて返済した人間です。
そのボクが考えることですが、
奨学金免除の政策を実現してもらいたいです。
どこの政党というわけではなく、
どこの政党でもいいから、
与党が実現してもらいたいです。
「そんあー!ずるい」
「奨学金は借金だ。返すのが当たり前だろ!」
「私は返済したぞ。免除なんて不公平だ」
と、言いたくなるのはわかります。
ボクも奨学金を借りて返済しましたから。
しかし、
若い人が社会人になった瞬間に多額の借金返済が始まるのは…。
平均300万円ですよ。
これが重荷になっているのは間違いありません。
もし結婚したら二人で600万円ですよ。
そりゃ結婚できない若い人が多いわけですよ。
もし、奨学金免除になれば、
この重荷がなくなって、
その分、消費や結婚がしやすくなります。
消費が増え、やりたいこともやりやすくなります。
ということは、
我々中年世代にも経済の恩恵を受けます。
我々は諸学金を背負ったけど、
もし、
これからの若い人が奨学金免除になれば、
そのぶん自由に使えるお金が増えて、
経済的な恩恵が回ってくるでしょう。
たしかに奨学金を返済した人からしたら
不公平に思うでしょう。
しかし、
それであっても、
そうなんだけど、
あなたにも恩恵が来ますよ。
若い人が結婚しやすくなりますよ。
自由に使えるお金が増えて、消費が増えますよ。
あなたの会社にも恩恵が来ますよ。
と、きちんと説明するのが政治家の役割でしょう。
ボクは奨学金を背負ってきた人間ですが、
奨学金免除の政策が実現したら、
それはいいことであると思っています。
たしかに不公平でしょう。
しかし、政策なんてものは、誰かにとっては良いことでも、
誰かにとっては不公平なものです。
「あなたは奨学金を返済して苦労しただろうけども、
これからの若い人たちがその重荷を背負わなくていいようになれば、
消費や結婚が増えて、
回りまわって、
あなたにも恩恵が来るのですよ」
と、政治家はきちんと説明をするべきでしょうね。
まあ、
とはいっても、
まだ実現していませんので。
実現するかどうかもわかりませんし。
もしも、将来、奨学金を政府が立て替えて支払ってくれるのなら、
という話です。
先の衆議院選挙のときにこういう話が出ましたので。
自分の考えはこうです、ということです。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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この記事へのコメント
4年間きちんと勉強して卒業したら、免除でいいと思います。
マイナスからのスタートではなく、ゼロから始まる社会であってほしいです。
そもそもいったん社会に出てからの大学院復帰は、給付どころか貸与もほぼありません。
時給や日給の拘束バイトはむずかしくなります(学修で手一杯)が、財務省の言い分は、「学歴は自分の履歴書に箔をつけることだから自己責任で」というもの。
いや、そうではなくて国民の教育は、イノベーションという大事な「国力」につながるものなのに。
そう考えないから、もう日本は教育先進国から転落して沈没の一途ですね。
融資と言うべきです。